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江戸熊の鑿

概要

江戸熊の鑿

その他 / 昭和以降 / 東京都

千代鶴是秀  (1874~1957)

東京

昭和時代

名工・千代鶴是秀の鍛えた道具は、切れ味も鋭いが値段も高く神棚に祭るほどだと言われていた。その出来栄えを知った大工・江戸熊(加藤熊次郎)は面識もないのに切々と願いを込めた注文願いを代筆させ戸籍謄本まで同封して送った。是秀は彼の心根を受けて大入鑿15丁を鍛え上げ、汽車賃を工面して夜行で大阪まで届けに行ったという。その組鑿は江戸熊の死後、戦災で損傷したが、巡り回って当館に保存されることになった。

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キーワード

/ / / 切れ味

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