泉龍院寛保津波の碑
せんりゅういんかんぽうつなみのひ
概要
・寛保元年(1741)7月19日未明、大島付近で発生した大津波は道南日本海沿岸から佐渡に至る各地に大きな被害をもたらしました。
・とりわけ、大島の対岸である江良地域の被害が最も大きく、『津軽藩日記』によれば、450人ほどの死者がでたと記録されています。
・生き残った人々が泉龍院に集い、實宗が中心となってこの供養塔を建立し、犠牲者の菩提を弔いました。
・この碑は、1.34mの高さがあり、正面に「寛保元年 辛酉、為 溺死諸霊菩提、七月十九日」の文字が、左側面には「願主 泉龍院實宗」と建立者が刻まれています。