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紅地白鷺太藺模様縫箔

べにじしらさぎふといもようぬいはく

概要

紅地白鷺太藺模様縫箔

べにじしらさぎふといもようぬいはく

染織 / 能楽 / 江戸 / 東京都

江戸後期・19世紀/1858

丈156.0 裄72.0

1領

渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 国立能楽堂

収蔵品番号 NS87

未指定

 加賀藩主前田家に伝来した能装束の一領である。緋色の繻子地に、上部には金摺箔で棒霞を、裾には銀摺箔で流水を表し、水辺の太藺と白鷺を縫い表す。畳紙には「四拾六/御縫箔/御地緋繻子御模様風標公子太藺/安政五年/御前御有卦附従筑前守様被上候」と記される。13代藩主・前田斉泰へ、世子・筑前守慶寧が有卦の祝いに誂え、贈った縫箔である。有卦には「ふ(富)」の付くものを用いるため、畳紙には白鷺の別名「風標公子」と「太藺」と記されている。

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Shibuya / / 渋谷 / Tokyo

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