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黄色地雲尾長鳥丸模様縫箔

きいろじくもおながどりまるもようぬいはく

概要

黄色地雲尾長鳥丸模様縫箔

きいろじくもおながどりまるもようぬいはく

染織 / 能楽 / 江戸 / 東京都

江戸後期・19世紀

丈147.8 裄69.0

1領

渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 国立能楽堂

収蔵品番号 NS88

未指定

 加賀藩主前田家に伝来した能装束の一領である。繻子地を絞り染めの技法を用いて紫と浅葱の雲形と、それ以外を黄色の地色に染め分ける。雲形の輪郭と黄色の地の一部を縫廻らして3種類の雲を表し、紫には紗綾形、浅葱には切箔・野毛を散し、黄色にはすやり霞を金箔で摺り表す。さらに2羽の花喰尾長鳥丸文を様々な色糸の刺繍で表している。
 昭和47年(1972)刊行の『能装束名品集』上(芸艸堂)に、「前田家蔵」と明記されてカラー図版が掲載され、名品として知られていた。

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キーワード

/ 装束 / Shibuya / 畳紙

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