甘泉寺のコウヤマキ
かんせんじのこうやまき
概要
S45-5-138甘泉寺のコウヤマキ.txt: [[作手]つくて]高原の中央部、海抜約600メートルの甘泉寺境内、開山堂前にある。地上1.5メートルの幹の周囲6.25メートル、地際の根回り7.50メートル、樹高27.80メートル、地上約7メートルで分幹、さらに約7メートルで3分幹して計4幹となって直立している。樹上には、コケシノブ・ウチワゴケ・ノキシノブ・セッコク・ヤマハゼなどが着生している。
コウヤマキは、日本特産の樹種であって、各地に植栽され、特に寺院境内には古木大木が多いが、甘泉寺のコウヤマキは、現在知られているもののうち最大のものと考えられる。コウヤマキの大木として指定されているものは、この1件だけである。