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白綾地秋草模様描絵小袖(冬木小袖)〈尾形光琳筆/〉

しろあやじあきくさもようかきえこそで(ふゆきこそで)〈おがたこうりんひつ〉

概要

白綾地秋草模様描絵小袖(冬木小袖)〈尾形光琳筆/〉

しろあやじあきくさもようかきえこそで(ふゆきこそで)〈おがたこうりんひつ〉

工芸品 / 江戸 / 関東 / 東京都

尾形光琳

東京都

江戸

1領

東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9

重文指定年月日:19740608
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

白綾地、袷仕立の小袖に、桔梗・菊・薄・萩などの秋草模様が墨・藍・代赭【たいしや】などの色で描かれている。
 これは光琳が江戸深川の豪商冬木家に逗留した折、その妻女のために麗筆をふるったものと伝えている。白地に軽妙な筆遣いで描かれた淡雅な秋草文様は光琳の個性ある筆致を示している。元禄初頭に流行をみた描絵小袖の数少ない遺品の一つとしても価値が高い。

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