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八橋蒔絵螺鈿硯箱〈尾形光琳作/〉

やつはしまきえらでんすずりばこ〈おがたこうりんさく〉

概要

八橋蒔絵螺鈿硯箱〈尾形光琳作/〉

やつはしまきえらでんすずりばこ〈おがたこうりんさく〉

工芸品 / 江戸 / 関東 / 東京都

尾形光琳

東京都

江戸

1合

東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9

重文指定年月日:19490218
国宝指定年月日:19670615
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

二段重ねで上を硯入れ、下を料紙入れとした硯箱で、表面及び側面に八橋とそこに咲き乱れる燕子花【かきつばた】の景観を現わす。黒漆の塗立の地に橋を鉛、杭を銀、花を螺鈿、茎と葉は金平蒔絵で描き、内部も黒漆の地に金平蒔絵で、いわゆる光琳波を力強く描く。光琳(一六五八-一七一六)得意の燕子花図の意匠を用いて蒔絵硯箱にまとめ上げたものである。

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