花樹鳥獣蒔絵螺鈿聖龕
かじゅちょうじゅうまきえらでんせいがん
概要
この聖龕は、いわゆる南蛮貿易の一つとして桃山後期頃から京都において作られたものである。外面と扉裏に花樹・鳥・獣を蒔絵と螺鈿であらわし、内にキリスト磔刑像を油絵で描いている。この絵はスペイン南部の画家によってかかれたと推定される。近世初頭における東西交渉を物語る資料であり、いわゆる南蛮漆芸の中でも類例の少ない遺品である。
かじゅちょうじゅうまきえらでんせいがん
この聖龕は、いわゆる南蛮貿易の一つとして桃山後期頃から京都において作られたものである。外面と扉裏に花樹・鳥・獣を蒔絵と螺鈿であらわし、内にキリスト磔刑像を油絵で描いている。この絵はスペイン南部の画家によってかかれたと推定される。近世初頭における東西交渉を物語る資料であり、いわゆる南蛮漆芸の中でも類例の少ない遺品である。
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