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柏木菟蒔絵料紙箱及春日野蒔絵硯箱〈小川破笠作/〉

かしわみみずくまきえりょうしばこおよびかすがのまきえすずりばこ〈おがわはりつさく/〉

作品概要

柏木菟蒔絵料紙箱及春日野蒔絵硯箱〈小川破笠作/〉

かしわみみずくまきえりょうしばこおよびかすがのまきえすずりばこ〈おがわはりつさく/〉

漆工 / 江戸 / 関東

小川破笠

東京都

江戸

(料紙箱)
方形被蓋造、台脚付の料紙箱。蓋表は、四方入隅の窓を設け、中央を黒漆地とし、蔦の絡まる柏樹とその幹にとまる一羽の木菟を配する。文様は、金高蒔絵、鉛板、螺鈿を使…

(料紙箱) 縦37.3 横28.2 高14.1
(硯箱)   縦27.2 横17.5 高5.6 (㎝)

1具

出光美術館 東京都千代田区丸の内3-1-1

重文指定年月日:20130619
国宝指定年月日:
登録年月日:

公益財団法人出光美術館

国宝・重要文化財(美術品)

蓋表に窓枠を設け、料紙箱には柏に木菟図、硯箱には春日野(秋野に鹿)図の異なる画題を表した一具である。蒔絵と陶器の象嵌を組み合わせた破笠独特の技法に、一部に鉛板や螺鈿を加えて、多彩に表されている。料紙箱の底に「笠翁製」の陶板銘がある、小川破笠(1663~1747)を代表する優品である。

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