花樹鳥獣蒔絵螺鈿聖龕
かじゅちょうじゅうまきえらでんせいがん
概要
聖龕とは、礼拝の対象となる聖画を納めたものをいう。観音開きの扉をつけた壁掛け式の厨子で、油彩のキリスト磔刑(たっけい)像が納められている。厨子の表面には金・銀の平蒔絵と螺鈿で埋め尽くすように花樹や鳥獣、幾何学文様を描く。磔刑像は、17世紀前半のスペイン南部の画家によるものとみられる。
かじゅちょうじゅうまきえらでんせいがん
聖龕とは、礼拝の対象となる聖画を納めたものをいう。観音開きの扉をつけた壁掛け式の厨子で、油彩のキリスト磔刑(たっけい)像が納められている。厨子の表面には金・銀の平蒔絵と螺鈿で埋め尽くすように花樹や鳥獣、幾何学文様を描く。磔刑像は、17世紀前半のスペイン南部の画家によるものとみられる。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs