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大森貝塚出土品

おおもりかいづかしゅつどひん

概要

大森貝塚出土品

おおもりかいづかしゅつどひん

考古資料 / 縄文 / 関東 / 東京都

東京都

縄文

一括

国立大学法人東京大学 総合研究博物館 東京都文京区本郷7-3-1

重文指定年月日:19750612
国宝指定年月日:
登録年月日:

国立大学法人東京大学

国宝・重要文化財(美術品)

 大森貝塚は国鉄大森駅から大井町駅へ向かう左手の台地斜面に所在する。二か所に記念碑が建てられているが、貝塚は完全に消滅してしまった。
 明治十年(一八七七)、東京大学の御雇教師に招聘された米国の動物学者モース教授(Professor Edward Sylvester Morse一八三八~一九二五年)は、横浜から新橋へ向かう汽車の窓から貝塚を発見し、同年夏発掘調査を行ない多数の遺物を発掘した。同十二年(一八七九)、その調査報告書が東京大学の紀要として刊行された。有名な″Shell Mounds of Omori″である。モース教授の大森貝塚の調査によりわが国の考古学の第一頁が開かれるのであり、その学史的意義はきわめて大きい。また繩文時代後期・晩期の貴重な一括資料である。

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