瀬戸内海の船図及び船大工用具
せとないかいのふなずおよびふなだいくようぐ
概要
瀬戸内海は、多くの人や物が往来し、我が国の文化・経済の発展に大きな役割を果たしてきたが、その具体的な活動を支えたのが様々な漁船や運搬船などの木造船(和船)である。
この資料は、瀬戸内海で江戸時代から昭和まで活躍した様々な船の船図とそれらの和船を製造する船大工の用具からなる。船図は、板図と紙図からなり、瀬戸内海で造られてきた木造船の種類や地域的特色や歴史的変遷を知ることができる。船大工用具は、墨掛用具・加工用具・接合用具・固定用具・道具修理用具などがある。