鍋島直正印章
なべしまなおまさいんしょう
概要
10代佐賀藩主・鍋島直正(1814~71)が用いた書画用印。刻者(作者)は、印影帳や一部の印章に付属する刻者印箋により、印人として江戸の双璧と聞こえた橘蔵六と益田勤斎、京都の羽倉可亭らに加え、鍋島直正側近の佐賀藩士古川松根らによることがわかる。印鈕には龍、獅子、蝙蝠、霊芝など中国に由来する吉祥的な題材が彫刻されており、素材は石・鉄・銀・銅・錫、象牙、水晶など多様である。
なべしまなおまさいんしょう
10代佐賀藩主・鍋島直正(1814~71)が用いた書画用印。刻者(作者)は、印影帳や一部の印章に付属する刻者印箋により、印人として江戸の双璧と聞こえた橘蔵六と益田勤斎、京都の羽倉可亭らに加え、鍋島直正側近の佐賀藩士古川松根らによることがわかる。印鈕には龍、獅子、蝙蝠、霊芝など中国に由来する吉祥的な題材が彫刻されており、素材は石・鉄・銀・銅・錫、象牙、水晶など多様である。
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