義閑作 茶杓
ぎかんさく ちゃしゃく
概要
筒書付「雨雪庵」、蓋裏書「一空(花押)」。蟻腰、露は丸形、撓めは一重撓め。茶地花兎文様仕覆添。作者の水谷義閑(1743~1810)は江戸時代中後期の茶人。宗徧流時習軒派の岡村宗恕、神谷松見に学んだ。江戸城本丸表坊主。名は一空。号は陸玄斎・雨雪庵。7代佐賀藩主鍋島重茂、8代鍋島治茂さらに9代鍋島斉直夫妻の茶の宗匠だった(鍋島家文庫『雨中の伽』)。本作は、10代佐賀藩主鍋島直正が佐賀城下郊外に設けた別邸の神野御茶屋で用いた御道具のひとつ。
ぎかんさく ちゃしゃく
筒書付「雨雪庵」、蓋裏書「一空(花押)」。蟻腰、露は丸形、撓めは一重撓め。茶地花兎文様仕覆添。作者の水谷義閑(1743~1810)は江戸時代中後期の茶人。宗徧流時習軒派の岡村宗恕、神谷松見に学んだ。江戸城本丸表坊主。名は一空。号は陸玄斎・雨雪庵。7代佐賀藩主鍋島重茂、8代鍋島治茂さらに9代鍋島斉直夫妻の茶の宗匠だった(鍋島家文庫『雨中の伽』)。本作は、10代佐賀藩主鍋島直正が佐賀城下郊外に設けた別邸の神野御茶屋で用いた御道具のひとつ。
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