日野切(千載集巻第十四断簡)
ひのぎれ
概要
斐紙に自撰の『千載和歌集』を書写した胡蝶装冊子本の断簡である。俊成(1114〜1204)は藤原基俊に和歌を学び、書風の影響もうけている。これと別の自筆『千載和歌集』を文治4年(1188)に後白河法皇に献じていることが、定家の『明月記』に見える。もと日野家に伝来したことによって、この名がある。これは巻十四・恋四の部分である。
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公益財団法人 根津美術館ひのぎれ
斐紙に自撰の『千載和歌集』を書写した胡蝶装冊子本の断簡である。俊成(1114〜1204)は藤原基俊に和歌を学び、書風の影響もうけている。これと別の自筆『千載和歌集』を文治4年(1188)に後白河法皇に献じていることが、定家の『明月記』に見える。もと日野家に伝来したことによって、この名がある。これは巻十四・恋四の部分である。
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