千載和歌集断簡 日野切「いましはし」
せんざいわかしゅうだんかん ひのぎれ いましばし
作品概要
藤原俊成(1114-1204)が素紙に自撰の『千載和歌集』巻第12の末尾3首を書写した冊子本の断簡。日野家に伝来したことから「日野切」の名を持つ。江戸時代初期には分断されていたとみられる。俊成の遺墨には「昭和切」や「了佐切」があるが、それらと比べて本品には、俊成の独特な鋭く変化に富んだ筆致がよくあらわれており、本品は俊成の老年期の代表的な遺墨であるといえる。
せんざいわかしゅうだんかん ひのぎれ いましばし
藤原俊成(1114-1204)が素紙に自撰の『千載和歌集』巻第12の末尾3首を書写した冊子本の断簡。日野家に伝来したことから「日野切」の名を持つ。江戸時代初期には分断されていたとみられる。俊成の遺墨には「昭和切」や「了佐切」があるが、それらと比べて本品には、俊成の独特な鋭く変化に富んだ筆致がよくあらわれており、本品は俊成の老年期の代表的な遺墨であるといえる。
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号:03(5253)4111(代表)
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs