酒飯論絵巻 しゅはんろんえまき

その他の画像全9枚中9枚表示

日本画 / 江戸 / 愛媛県 

江戸時代後期写
紙本著色、巻子
34.5cm×826.0cm
1巻
愛媛県西予市宇和町卯之町4-11-2
愛媛県歴史文化博物館

酒飯論絵巻は、16世紀中頃に成立したとされる。本絵巻は江戸時代後期の写しで、詞書を欠く。酒好き(上戸)と飯好き(下戸)、酒と飯の両方好きな者(中戸)がそれぞれの長所を競い、中戸がよいと説く内容である。これらは法華宗と一向宗、天台宗の宗教対立を暗示しているとされる。
場面は囲碁、上古の宴会風景、酒が入れられた桶や樽、下戸の食事風景、精進料理の台所風景、中古の食事風景、鳥や魚を準備する調理場などが吹き抜け技法で描かれている。衣装や調度品なども細かく丁寧に描かれ、茶道具、座敷飾り、唐物の青磁盤、赤や黒の漆器、金属器、曲物などの木製品など使われた具体的な品々をみることができる。宴会、食事風景、調理の様子などを窺い知ることができ、風俗画の初期の絵画資料として評価される。

作品所在地の地図

関連リンク

酒飯論絵巻チェックした作品をもとに関連する作品を探す

西国海路図絵巻
百鬼夜行之図
高野大師行状図画
後三年合戦絵巻
文鏡秘府論
ページトップへ