源氏物語図 げんじものがたりず 

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江戸 / 日本 

江戸時代/17世紀
六曲屏風一双、紙本金地著色
H-92.5 W-275

六曲一双のこの中屏風は、画面をほぼ上下二段に金雲で分け、そこに右隻右第一扇上の「桐壺」から始まって、左隻左下の「少女」まで、一部比定不能の場面はあるが、物語の帖順に従って19場面を描き込んでいる。あと二双ほどの画面が合わさって、54帖各一場面を完備した一具をなしていたものであろう。各場面は浄土寺扇面や光吉系の色紙図様に近似するものから、探幽系の図様に通ずるものまで、かなり雑多な系統を踏襲しているらしく、極端に頭の小さい人物描法や屋台の構成などに形式化がうかがわれることなどから、17世紀後半の土佐傍流の画人の作と想像される。

右から「桐壺・帚木・空蝉・若紫・(不明)・(不明)・花散里・(不明)・賢木・須磨・澪漂・明石・関屋・蓬生・絵合・松風・薄雲・朝顔・少女」の各場面

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伝土佐光則筆

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