Fujiwaranoshigesukehitsukaishi
藤原重輔筆懐紙(たちいつる)
Details
本懐紙の詠者藤原重輔は後鳥羽院の廷臣である。歌題を「詠餞遊女和歌(遊女に餞して詠める和歌)」とする一首懐紙「たちいつるなみたのかはにおふねうけてはるかにくたすたひをしそおもふ」の優品で、遊女への餞別として詠まれた珍しい和歌であり、当座の様子がしのばれる。小振りな文字で三行に書写されており、その筆致は端正な雰囲気を伝える。重輔の現存唯一の筆跡を伝えるものである。
藤原重輔筆懐紙(たちいつる)
本懐紙の詠者藤原重輔は後鳥羽院の廷臣である。歌題を「詠餞遊女和歌(遊女に餞して詠める和歌)」とする一首懐紙「たちいつるなみたのかはにおふねうけてはるかにくたすたひをしそおもふ」の優品で、遊女への餞別として詠まれた珍しい和歌であり、当座の様子がしのばれる。小振りな文字で三行に書写されており、その筆致は端正な雰囲気を伝える。重輔の現存唯一の筆跡を伝えるものである。
Operated jointly with NII, Powered by GETA | ©️ Agency for Cultural Affairs, Japan(C) The Agency for Cultural Affairs