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元久元年北野宮歌合

げんきゅうがんねんきたののみやうたあわせ

概要

元久元年北野宮歌合

げんきゅうがんねんきたののみやうたあわせ

文書・書籍 / 鎌倉 / 九州 / 福岡県

福岡県

鎌倉

紙本墨書・巻子装

縦 26.8cm 全長 232.2cm

1巻

福岡県太宰府市石坂4-7-2

重文指定年月日:20110627
国宝指定年月日:
登録年月日:

国(文化庁)

国宝・重要文化財(美術品)

『北野宮歌合』は、元久元年(1204)11月に、後鳥羽院の下命により和歌所において催された当座歌合である。詠者は後鳥羽院、藤原定家のほか総勢10名からなり、 「時雨」「忍恋」「羇旅」の3題で詠まれた30首が15番に番えられている。そのうち4首が翌年に完成した『新古今集』に入集しており、本歌合は『新古今集』の編集に密接に関連しているものとして注目される。また本書は新出になる完本で、成立当初の姿を留めた鎌倉時代に遡る最古写本として貴重である。

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