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三条実万四字書

さんじょうさねつむしじしょ

概要

三条実万四字書

さんじょうさねつむしじしょ

/ 江戸

三条実万  (1802~1859)

さんじょうさねつむ

江戸時代

絹本・墨画・掛幅

本紙縦33.4、横87.2(cm)

1幅

山口県萩市大字堀内355番地

周布家寄贈

萩博物館

長州藩士周布政之助らが結成した「嚶鳴社」の名称の由来を示す書。右から「嚶其鳴矣」(嚶〈おう〉としてそれ鳴く)と読み、友人同士が仲よく語り合うことを意味する。揮毫者の公卿三条実万は実美の父。周布政之助は、書物の解釈に力点を置く明倫館の学風に満足せず、弘化3年(1846)北条瀬兵衛ら同志とともに時事を討論する結社をつくった。その後、周布らは公卿の正親町三条実愛に命名を依頼し、安政5年正式に嚶鳴社と称する。嚶鳴社の主要メンバーは、のちに尊攘派を形成した。

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キーワード

/ 堀内 / 山口 / 長州

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