七卿落図
しちきょうおちず
作品概要
幕末の有名な事件のひとつ七卿落ちの様子を描いた図。明治政府の参与・外務卿などを歴任した沢宣嘉が、後年、自らかかわったこの事件を回想して描いたものである。賛は三条西季知の撰、東久世通禧の筆で、両者とも同じく七卿として事件に関係した。文久3年(1863)長州藩(萩藩)を中心とする尊王攘夷派が、薩摩・会津両藩を中心とする公武合体派により京都から追放された(八月十八日の政変)。このとき、長州藩士らとともに京都から追放された7人の公卿を「七卿」と呼ぶ。
しちきょうおちず
幕末の有名な事件のひとつ七卿落ちの様子を描いた図。明治政府の参与・外務卿などを歴任した沢宣嘉が、後年、自らかかわったこの事件を回想して描いたものである。賛は三条西季知の撰、東久世通禧の筆で、両者とも同じく七卿として事件に関係した。文久3年(1863)長州藩(萩藩)を中心とする尊王攘夷派が、薩摩・会津両藩を中心とする公武合体派により京都から追放された(八月十八日の政変)。このとき、長州藩士らとともに京都から追放された7人の公卿を「七卿」と呼ぶ。
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