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根崎八幡神社本殿 附杮板三枚

ねさきはちまんじんじゃほんでん つけたりこけらいたさんまい

概要

根崎八幡神社本殿 附杮板三枚

ねさきはちまんじんじゃほんでん つけたりこけらいたさんまい

建造物 / 江戸 / 中部

江戸中期/1744

一間社流造・杮葺

主屋桁行1,160mm、主屋梁間940mm、庇梁間890mm

1棟

安城市指定
指定年月日:20150109

有形文化財(建造物)

根崎村は、慶安3年(1650)に領主であった松平隆綱(後に正信)が、東端村から分離独立させたことに始まる。八幡神社の起源は、社伝によれば、根崎村独立前の寛永15年(1638)、津島牛頭天王社の分霊を現在地の北にあたる山中に小祠を建てて祀ったことに始まる。その後、元禄7年(1694)に当時の領主・松平正基の江戸居所の近くにあった深川八幡(現在の富岡八幡宮)の分霊を移して現在地に祀り、津島社も境内に移動させて根崎村鎮守社・八幡宮としたという。本殿は、覆殿の中に南面して建ち、流造としては中型の本殿で、浜床を設け正面扉口には幣軸をまわすなど、造りは入念である。

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