下井生 導浄さん
しもゆう どうじょうさん
概要
「導浄さん」と呼ばれる仏像(阿弥陀如来立像)を1年当番で全戸に回して信仰していて、預かった家や世帯主も「導浄さん」と呼ばれる。
行事内容として、12月に家移りの念仏が行われ、年が明けると各世帯は「導浄さん」のある家にも初詣を行う。その後新しい家において「家移り念仏」が行われる。家移りの行列では、様々な道具をもち、念仏を唱えながら行進して、次の家の仏壇に移動する。
仏像を預かった家では僧侶の役割も果たすと同時に地区の「お寺」としてもお参りを受けることになる。