配置薬箱(高岡市東下関 黒田孝治) はいちやくばこ たかおかしひがししもぜき くろだこうじ

権利者:高岡市立博物館蔵

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有形民俗文化財 / 昭和以降 / 富山県 

平井保之(広貫堂家庭薬協同組合/富山市大町85)
ひらいやすゆき
富山県
昭和27年(1952)以降/20
木、紙、金属
幅17.0㎝×奥行20.5㎝×高10.4㎝
1
高岡市立博物館

 本資料は、配置薬(置き薬)を収納した薬箱である。配置薬箱が預けられた家庭に半年から1年ごとに訪問する担当販売員へ、使用した薬の代金を後払いする富山売薬伝統の販売方法(先用後利)であった。
 木製の箱に緑地の紙が貼られており、本体上部には「越中富山/御薬品々入/優良医薬品」と刷られており、右側面には「ゆきほん」(東亜薬品)のラベルが貼られ、左側面には「広貫堂家庭薬協同組合/富山市大町八五/平井保之」とある。
 金具の付いた紙製の引出しがあり、正面には「つくし印/平井保之」と刷られ、「かぜピラ」(東亜薬品)のラベルが貼られ、左側面と内部奥に「高岡市東下関一、八六六/黒田孝治」とある(引き出しの中には注文証が入っており、「六神丸」・「万病感応丸」などの薬名と注文数が表記されている。
 「平井保之」と「黒田孝治」は販売業者であると推測される。両者の関係は不明だが、注文証には黒田の印が捺されており、平井から受け継いだ物と考えられる。また、広貫堂は県内に点在する共同組合の統一化を図り、昭和27年(1952)広貫堂家庭薬協同組合を設立させており、年代はそれ以降とした。
 本体及び引出しに貼られた緑色の紙は破れ、金具は錆びれており劣化している。

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