絹本著色 方便法身尊像
けんぽんちゃくしょく ほうべんほっしんそんぞう
概要
本像は、紺色の地に、四八条の光明を放ち、蓮台に両足をそろえて立つ阿弥陀如来を描く。裏書の大半が欠損しているため不明な点が多いものの、残存部分から本願寺第9世実如(1458~1525)から某道場に下付され、願主は「釈綽秀」であることが知られる。空臨寺には願主に該当する住職は存在しないが、当寺は近世初頭まで寺号を持たない「道場」であった可能性が高いため、これが空臨寺の最初の絵像本尊であったとみてよい。
けんぽんちゃくしょく ほうべんほっしんそんぞう
本像は、紺色の地に、四八条の光明を放ち、蓮台に両足をそろえて立つ阿弥陀如来を描く。裏書の大半が欠損しているため不明な点が多いものの、残存部分から本願寺第9世実如(1458~1525)から某道場に下付され、願主は「釈綽秀」であることが知られる。空臨寺には願主に該当する住職は存在しないが、当寺は近世初頭まで寺号を持たない「道場」であった可能性が高いため、これが空臨寺の最初の絵像本尊であったとみてよい。
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