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和藤内図絵馬

わとうないずえま

概要

和藤内図絵馬

わとうないずえま

有形民俗文化財 / 江戸 / 中部

江戸末期/天保13年(1843)

近松門左衛門作の浄瑠璃作品『国姓爺合戦』において、和藤内(鄭成功)が千里ヶ竹で虎を退治する場面を描いている。 中国人を父に、日本人を母に持つ主人公が明朝の復興に尽く す物語で、実在の人物である鄭成功(国姓爺)がモデルとな っている。和藤内とは、「和(日本)でも藤(中国)でも内 (ない)」という洒落であるといわれている。奉納者は現在 の吉江町一帯を中心とした4名の名前がみられる。

縦89.9cm、横133.6cm

1枚

有形民俗文化財

天満神社の由緒は次のとおりである。延喜元年(901)、菅原 道真が失脚したときに四男はそれぞれ別々の国へ配流された。 三男景茂(乙千代丸)が当地へ流され、菅原道真の神像を彫 刻し、祀ったが、延長元年(923)に没した。その後、家臣らが天暦7年(953)に草堂を天神山に建立し、神像を祀って 御館天満宮とし、立待村7区の総社として崇めた。その後、南北朝期の脇屋義助、戦国期の朝倉義景、織田信長らの崇敬 も厚く、江戸時代においては吉江藩主松平(まつだいら)昌(まさ)親(ちか)の祈願所となった。

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キーワード

朝倉 / 神社 / / 祀る

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