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常盤御前図絵馬

ときわごぜんすえま

概要

常盤御前図絵馬

ときわごぜんすえま

有形民俗文化財 / 江戸 / 中部

江戸後期/―

分厚い欅の一枚板に、雪中を子供を連れて歩く常盤御前の姿 形式 を描いている。今若、乙若、牛若を連れて大和国へ逃亡する 様子である。『平治物語』などに登場する常盤御前は絶世の 美女と知られる。「早瀬」という絵師によって描かれたもの で、木材の板目を活かして(計算して)、その間に人物を描 き、舞い落ちる雪を散らしている。このような筆致の絵馬は市内で他になく特筆される。

縦111.0cm、横175.0cm

1枚

有形民俗文化財

敷山神社は、加賀江沼郡敷地村に鎮座する石部神社の分霊を 勧請社とし、延喜式にみえる今立郡の敷山神社の論社に比定 されている古社である。中世から近世にかけては朝倉家や越 前松平家、若狭酒井家などからも崇敬を得、社地を寄進され、除地(よけち)の免状を下付されていた。こうした由緒にふさわしく、境内地は広大で、かつ高低を巧みに活かした社殿構成がみられる。

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キーワード

絵馬 / 神社 / 由緒 / 奉納

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