不動明王立像
ふどうみょうおうりゅうぞう
概要
不動明王は、大日如来の化身またはその忠実な使者とされ、降魔(ごうま)の智剣と羂索(けんさく、縄)、さらには背後に負う火焔光によって煩悩や魔障を撃退し、信者を擁護教導する頼もしい仏で、修行者や修験者の守り本尊として信仰される。本像はヒバ材か。寄木造り。彫眼。一木を意識しながらも彫りは浅く、内刳りを施すことから、制作年代は12世紀に遡るものと考えられ、県内に残存する数少ない平安後期の不動明王像として貴重。
ふどうみょうおうりゅうぞう
不動明王は、大日如来の化身またはその忠実な使者とされ、降魔(ごうま)の智剣と羂索(けんさく、縄)、さらには背後に負う火焔光によって煩悩や魔障を撃退し、信者を擁護教導する頼もしい仏で、修行者や修験者の守り本尊として信仰される。本像はヒバ材か。寄木造り。彫眼。一木を意識しながらも彫りは浅く、内刳りを施すことから、制作年代は12世紀に遡るものと考えられ、県内に残存する数少ない平安後期の不動明王像として貴重。
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