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指中の板碑

ゆびなかのいたび

作品概要

指中の板碑

ゆびなかのいたび

その他 / 室町 / 中部

福井県

室町前期

凝灰岩
頭部は山形に整形し、二条の切り込みを入れている関東型の板碑

高116cm・最大幅41cm・最大厚32cm

1基

福井県あわら市指中64字

あわら市指定
指定年月日:20150310

指中区

有形文化財(美術工芸品)

本資料は、紀年銘は剥落のためはっきりと確認できないが「□安ニ□」とあることや、形式・材質を旧坂井郡内(現坂井市、あわら市内)の他板碑等と比較すると、これまでの研究史で推論されている応安年間(1368~1374年)のものと考えられる。このような中世由来の板碑としてあわら市にあるものでは現在最古と考えられる。
地域の板碑の編年や文化の伝播を考察する上でも貴重な資料と考えられる。

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キーワード

板碑 / あわら / いたび / 狛犬

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