文化遺産オンライン

伊井白山神社石造狛犬

いいはくさんじんじゃせきぞうこまいぬ

作品概要

伊井白山神社石造狛犬

いいはくさんじんじゃせきぞうこまいぬ

その他 / 江戸 / 中部

福井県

江戸後期/1815年

笏谷石製。
阿形・吽形の1対からなり、髪形は1段の毛筋彫りで背におろしている。前脚に翼のような彫り物があり、尾は背に沿わせた一房が長く伸びている。台座は楕円になっており、…

(阿形)縦24cm、横36cm、高さ58cm
(吽形)縦24cm、横36cm、高さ58cm

1対

福井県あわら市伊井36字

あわら市指定
指定年月日:20161206

有形文化財(美術工芸品)

 この狛犬は文化十二(1815)年の紀年銘を持っている越前狛犬で、奉納者の銘文もある。顔が真横を向いているのが特徴で、類例はあわら市中川地区、兵庫県、滋賀県でもみられるが、それらの中で本件は最も状態がよく、且つ大型の古い事例である。
 本件は当市域の石造狛犬の編年や文化の伝播を考察する上でも貴重な資料であり、あわら市の有形文化財/歴史資料としてふさわしいものである。

伊井白山神社石造狛犬をもっと見る

地方指定文化財データベースをもっと見る

キーワード

狛犬 / / あわら / 阿形

関連作品

チェックした関連作品の検索