笠井家文書
かさいけもんじょ
作品概要
指定内容の内訳
・石関係文書 40件(折紙、竪紙など)
大坂城築城に関わる文書、築城終了後の石材の扱いなどについての文書。これは、小豆島の石がどのように取り扱われてきたかを示すものであると言える。
・浦関係文書 85件(折紙、切紙など)
元禄期(1688~1704)から明治期にわたりまとまって残されている。高松藩との漁場を巡る公儀への訴願に関わる平井兵左衛門の申渡状は公儀と地域社会の関係を知る上で重要な史料である。
・一般文書 387件(絵図、継紙など)
倉敷代官との関連史料や村政に関わるもの、庄屋役以外に酒造業を営んでいた史料などがある。