飯塚家文書一括
いいづかけもんじょいっかつ
作品概要
今回、追加指定を行うのは全て飯塚家に伝来した同一出所の文書であるが、近年における保管場所の分離やその後の同家文書の整理・発見によって、平成12年度には指定されていなかった文書899通である。
江戸時代の三波川村の山崩絵図や明治12年の三波川村収穫量を示す戸長役場文書、天保5年から昭和32年に及ぶ飯塚家の林業経営が判明する「林帳」、江戸時代後期以降の江戸あるいは関東周辺の著名俳人の短冊(大田蜀山人など)が多数貼付された「俳諧短冊貼付折本」、江戸時代の高札3枚などが含まれる。