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和名類聚抄

わみょうるいじゅうしょう

概要

和名類聚抄

わみょうるいじゅうしょう

文書・書籍 / 江戸 / 日本

源順

みなもとのしたごう

江戸時代刊

冊子

25.6×19.3cm

10冊

愛媛県歴史文化博物館

未指定

承和年間(931~938年)頃、源順が編纂した分類形式の百科事典兼国語辞書。本資料は寛文11(1671)年版、全10冊。外題は「倭名類聚鈔」。平安時代当時の器物や地名などが項目ごとに解説されている。古代の律令制下の国、郡、郷名が列挙されており、伊予国(現愛媛県)内も全14郡の郡名があり、さらに各郡内の郷名が記載される。例えば「宇和郡」には「石野」、「石城」、「三間」、「立間」の三つの郷があり、それぞれ「伊波乃(いわの)」、「伊波岐(いわき)」、「美万(みま)」、「多知万(たちま)」の音注があるなど、古代地名に関する基礎史料といえる。

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キーワード

伊予 / / 風土記 /

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