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和田岬灯台写真

わだみさきとうだいしゃしん

概要

和田岬灯台写真

わだみさきとうだいしゃしん

写真 / 明治

未詳

明治時代初期/1870年代初頭

写真

13.5×19.6

1枚



来歴:2013神戸市立博物館

参考文献:
・神戸市立博物館『開国への潮流―開港前夜の兵庫と神戸―』図録、2017

慶応3年(1867)4月に幕府がイギリスとの間で結んだ大坂約定において、建設が決まった5つの灯台のうちの一つが和田岬灯台です。明治維新後、約定は明治政府に引き継がれ、明治4年(1871)に完成、同5年1月に初点灯されています。写真の灯台は初代の木製灯台で、イギリス人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンによって設計されたもの。画面で灯台の後ろに見える石造砲塔と土塁は和田岬台場(砲台)。ただ木製灯台は火災の危険性があったことから、明治17年に鉄製灯台に改築されています。この鉄製砲台は昭和38 年(1963)まで使用され、廃灯後、現在の須磨海浜公園内に移築され、平成10年(1998)に国の登録有形文化財に登録されています。

【開国・開港】

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キーワード

開港 / 神戸 / 開国 / 砲台

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