一行書「十暑岷山葛」
いちぎょうしょ じっしょびんざんのかつ
概要
杜甫の五言詩の一節を揮毫したもの。岷山(びんざん)は四川・甘粛両省の境の山で、葛衣(かつい)を着て十回の夏を過ごした意。「十」の用筆、「暑」「山」の斜画の鋭い線、「岷」の紙面全体を引締める最後の点などを好例として、彼の卓抜した技量と感性が看取される。
いちぎょうしょ じっしょびんざんのかつ
杜甫の五言詩の一節を揮毫したもの。岷山(びんざん)は四川・甘粛両省の境の山で、葛衣(かつい)を着て十回の夏を過ごした意。「十」の用筆、「暑」「山」の斜画の鋭い線、「岷」の紙面全体を引締める最後の点などを好例として、彼の卓抜した技量と感性が看取される。
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