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金錯銘花形飾環頭大刀

きんさくめいはながたかざりかんとうたち

概要

金錯銘花形飾環頭大刀

きんさくめいはながたかざりかんとうたち

考古資料 / 古墳 / 奈良県

出土地:奈良県天理市 東大寺山古墳出土

古墳時代・4世紀〔刀身:中国製・2世紀〕

柄頭:銅鋳製 刀身:鉄製 金象嵌

長110.0

1本

銘文:中平□年五月丙午造作支刀百練清剛上応星宿下避不祥

国宝

日本最古の出土銘文(めいぶん)刀剣としてよく知られ、刀身部は中国製で環頭部は日本製です。一部を欠失しますが、刀身背部に金(きん)象嵌(ぞうがん)で24文字が刻まれていたとみられます。「中(ちゅう)平(へい)」(184~189)は後漢・霊帝時代の年号で、後漢書東夷伝に倭国大乱があったとされる時期です。

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キーワード

天理 / Tenri / 古墳 / 大刀

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