赤石のアマハゲ
あかいしのあまはげ
概要
子どもたちがどんど焼きの火にあたってから、稲荷神社に隣接する会館で、アマハゲの準備が行われる。男子の年長者2名が、顔に墨を塗り黒い帽子をかぶり、ワラで編んだ衣装を身につけ、アマハゲとなる。アマハゲは、会館の裏にある神明社で、他の子どもたちが「わー」と叫ぶ中、15回跳ねる。その後、アマハゲを先頭に、子どもたちが一団となって太鼓と鉦(かね)を打ち鳴らし、「アマハゲきたじゃ 銭なら5文 酒なら1升 しいな餅いらねええ餅よんだ わー」とうたいながら地区内を練り歩く。訪問した家にあがるのはアマハゲのみで、子どもたちは、玄関先で「わー」と叫ぶ。その間に、アマハゲは、神棚の前で15回跳ねてお祓いをする。地区内の全戸を訪問し終えると、稲荷神社にもどり、ワラで編んだ衣装をサエの神のもとに納める。