対泉院山門
たいせんいんさんもん
概要
対泉院山門
たいせんいんさんもん
青森県
江戸後期/1811
(1)建築形式 木造2階建
(2)屋根形式 銅板葺き入母屋屋根
(3)構造形式 軸組構造
(4)意 匠 禅宗様を基本とした三間一戸の八脚楼門建築で下層前
面の両側面及び上層の正面両側に花頭窓を設え、四周
に切目縁をまわし擬宝珠高欄を組む。入母屋屋根の軒廻
りに僅かに反りを付け、軒は二軒平行疎垂木としている。
木造2階建
建築面積 57.14㎡
桁行 7.878m
梁行 4.242m
軒高 7.305m
棟高 11.220m
1棟
八戸市大字新井田字寺ノ上13-1
青森県指定
指定年月日:20170816
対泉院
有形文化財(建造物)
貴福山対泉院は、根城南部氏の一族新田氏が菩提寺として正平23年(1368)に甲斐国(現山梨県)に創建しその後、慶長9年(1604)に甲斐国から現在地に移ったとされる。現存する対泉院山門は当寺十世霊胤玄明和尚が起工し、十二世聖山英賢和尚の代の文化八年(1811)に竣工したと伝えられている。明治43年4月23日の火災により、本堂は焼失したが山門と鐘楼は焼け残り、現在に至っている。