鉄造茶釜
てつぞうちゃがま
概要
所有者である漢陽寺は、周防・長門の守護だった大内盛見(1377-1431)が、用堂明機を招いて開山した禅刹である。代々、大内氏は筑前芦屋の鋳物師を在郷の麻生氏を通じて庇護しており、芦屋鋳物師と大内氏の関係については、これまでもしばしば指摘されてきた。本品が、大内氏とゆかり深い漢陽寺に伝来していたことは、注目に値する。
てつぞうちゃがま
所有者である漢陽寺は、周防・長門の守護だった大内盛見(1377-1431)が、用堂明機を招いて開山した禅刹である。代々、大内氏は筑前芦屋の鋳物師を在郷の麻生氏を通じて庇護しており、芦屋鋳物師と大内氏の関係については、これまでもしばしば指摘されてきた。本品が、大内氏とゆかり深い漢陽寺に伝来していたことは、注目に値する。
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