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唐尾刎(からおばね)

からおばね

概要

唐尾刎(からおばね)

からおばね

近世以前その他 / 明治 / 江戸 / 九州 / 福岡県

福岡県

江戸時代から明治時代

石積みの土木構造物

1

福岡県みやま市瀬高町小田字東藤八600番地他

みやま市指定
指定年月日:20200416

みやま市

有形文化財(建造物)

刎は洪水の際に堤防より河川中央に向けて突出した石積みにより水勢をやわらげ、また水流を反転させる働きをもつ河川の中の治水施設で、江戸時代に矢部川流域で田尻惣馬が行った治水事業の一つである「唐尾刎」と言い伝えられている。史跡としては江戸時代から現在に至るまでの、自然災害や補修工事などにより、建設当時の構造物の痕跡は乏しいが、この物件が江戸時代の史料「御勘定役野波八蔵在役中日記抜書」(弘化3年)及び「柳河藩在郷普請役沖祐作在役中日記抜書」(安政3年より安政7年)により「唐尾刎」の表記が確認できることで、この当時から治水機能を果たしていたと思われ、同じく江戸時代(年不詳)の「矢部川流域水利図」に「唐尾刎」の表記と石積みの姿が描かれている。さらに明治16年12月に描かれた「廣瀬・小田・長田村地目更正図」では、石積みの位置が現状とほぼ一致したことから現在の位置に所在することが裏付けられる。

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