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線刻中台八葉院鏡像

せんこくちゅうだいはちよういんきょうぞう

概要

線刻中台八葉院鏡像

せんこくちゅうだいはちよういんきょうぞう

金工 / 平安 / 岡山県

出土地:岡山県高梁市マゴロ山経塚出土

平安時代・11世紀

銅鋳造

1面

鏡像の成立背景のひとつに、密教における観想(円相の中に仏の姿を想い描く)が関わるとする考え方がある。この作品は中国製の唐鏡(とうきょう)の鏡面に、大日如来を中心とする胎蔵曼荼羅(たいぞうまんだら)の中台八葉院(ちゅうだいはちよういん)を線刻しており、鏡像成立初期の様相を伝えるものとして貴重である。(20120228_h131)

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キーワード

/ 鏡面 / / 平安

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