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線刻千手観音鏡像

せんこくせんじゅかんのんきょうぞう

概要

線刻千手観音鏡像

せんこくせんじゅかんのんきょうぞう

金工 / 平安

平安時代・12世紀

銅鋳造

径24.2

1面

銘文:墨書「御正躰/千手観音」 ; 墨書「御正躰/重五拾六匁 圣八寸一分/千手観世音菩薩蹴彫/女躰 上宮の文字を線刻す/藤原時代末之作/秀真誌」「秀真」(朱文方印)

重要美術品

鏡に模した円形の銅板の表に、千手観音坐像を線刻した鏡像。上部2箇所の穴に紐などを通して礼拝したと見らます。伸びやかで柔らかい線描による尊像の表現は、平安後期の特色をよく示し、径24.2cmと比較的大型である点も含め、貴重な鏡像の遺例です。

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