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銅鰐口

どうわにぐち

概要

銅鰐口

どうわにぐち

金工 / 南北朝 / 九州 / 宮崎県

宮崎県

南北朝/1381

銅鋳造製

面径30.7㎝、総厚14.7㎝、肩厚9.6㎝、撞座径9.0㎝

一口

宮崎市神宮2丁目4-4

宮崎県指定
指定年月日:20180910

宮崎県

有形文化財(美術工芸品)

表銘より、永徳元年に安良神社(鹿児島県霧島市)に奉納され、裏銘からは、「文明十三」年(1481)には義門寺(国富町本庄)六代の門阿が置いたことがわかる。大正12年(1923)の香取秀真『金鼓と鰐口』には、「日向義門寺東諸縣郡本庄村六日町長峰傳三氏蔵」と紹介される。『宮崎縣史跡調査第五輯』(昭和2年(1927))では「六日町観音堂の鰐口」と表し、「もとは義門寺の什物であつたのを、後ちに此の堂に轉寄したもの」と記され、『史跡名勝天然記念物調査報告第十二輯日向ノ金石文』昭和17年(1942))でも、本鰐口の所在を「東諸縣郡本庄町六日町観音堂」としている。昭和四十一年(一九六一)に、個人から宮崎県総合博物館に寄贈された。現在は、常設展示室で展示されている。

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キーワード

鰐口 / 撞座 / 国富 / 本庄

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