江戸時代初期/17世紀前半
木版一部手彩
39.8×27.0
1枚
来歴:1994神戸市立博物館
参考文献:
・前田和宏「「大日本國地震之図」の資料紹介」(『神戸市立博物館研究紀要』第12号) 1996
龍が囲む日本図。鰭の部分には月ごとの吉凶を記し、山城を中心に国土が広がりそれぞれの一国内の郡数を記します。伝説の国である「かりのくに」「らせつこく」を記述するなど、中世以来の行基図の名残をとどめていますが、「ゑと(江戸)」が記され近世の意識が反映されています。
さうしや九兵衛は17世紀前半期に京都で活躍した出版元です。
【古地図】