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五箇神社 本殿
       拝殿

ごかじんじゃ ほんでん
        はいでん

概要

五箇神社 本殿
       拝殿

ごかじんじゃ ほんでん
        はいでん

建造物 / 江戸 / 明治 / 近畿 / 滋賀県

滋賀県

本殿 江戸時代末期
拝殿 江戸時代後期、明治時代(増築)/本殿 1839
拝殿 1809、1882(増築)

本殿 1棟
三間社流造、向拝三間、正面軒唐破風付、檜皮葺

拝殿 1棟
桁行三間、梁間三間、向拝三間、入母屋造、銅板葺、両側面附属屋接続、桁行二間、梁間二間、切妻造、銅板葺、両附属屋背面廻廊接続、桁行三間、梁間一間、切妻造、銅板葺

附 透塀 1棟
 延長二十七間、銅板葺

2棟

滋賀県東近江市宮荘町767番

滋賀県指定
指定年月日:20191224

宗教法人五箇神社

有形文化財(建造物)

当地は愛知川下流域の西岸に位置し、元は北荘と呼ばれていたが、明治7年(1874)に五箇神社が鎮座していたことから宮荘に改称したと伝わる。古来より村の産土神として崇められていた。
現在の建物は、棟札によって、本殿は天保10年(1839)に建立され、拝殿は文化 6年(1809) に建立、明治15年(1882)に増築されたことが分かる。
 また透塀は棟札によって、明治15年(1882)に拝殿の増築と同時期に建立されたことがわかる。
 本殿は、18世紀以降次第に華やかとなる本県の神社建築の江戸時代末期の特徴をよく示している。拝殿は、本県の拝殿の形式の変化を考えるうえで、本殿とともに貴重である。本県の江戸時代から近代初期の神社建築やそれらの構えを伝える建造物として価値が高い。

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