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塩山蒔絵細太刀拵

しおのやままきえほそだちごしらえ

概要

塩山蒔絵細太刀拵

しおのやままきえほそだちごしらえ

漆工 / 江戸

初代飯塚桃葉作

江戸時代・18世紀

木製漆塗

総長85.0

1口

銘文:鞘金蒔銘「観松斎(花押)」

 鞘の蒔絵は、徳島藩主蜂須賀(はちすか)家の御用蒔絵師、初代飯塚桃葉(いいづかとうよう)の手になるもの。岩に波、千鳥の文様の中に「志本能山(しほのやま)」「佐新天(さして)」などの文字を散らし、『古今和歌集』の賀歌「しほの山さしでのいそにすむ千鳥 きみがみよをばやちよとぞなく」を表わす。御用蒔絵師らしい、絢爛豪華な作風である。

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キーワード

蒔絵 / 千鳥 / 桃葉 / 塩山

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