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菊螺鈿鞍

きくらでんくら

概要

菊螺鈿鞍

きくらでんくら

漆工 / 鎌倉

鎌倉時代・13~14世紀

木製漆塗

前輪高30.5 後輪高30.0 居木長43.0

1背

銘文:「福島掃部助 所持之」「慶長拾三年 三月吉日 取替之」

重要文化財

 螺鈿による菊の文様で覆いつくした豪華な鞍。菊の花枝・蜻蛉・蝶などを、やや薄い貝片を切り抜き、切り透かして精細に表わしている。華やかな螺鈿による装飾が特徴の、中世螺鈿鞍の棹尾を飾る名品である。素地の形はやや華奢で重心が高く、初期の中世鞍の重厚な姿とは好対象を見せている。(20140102_h21・22初詣)

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キーワード

/ 前輪 / 螺鈿 /

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