紀伊徳川洋式演武之図 きいとくがわようしきえんぶのず

絵画  日本画 / 明治 / 日本  近畿 

笹川遊原 (1829-1881)
ささがわゆうげん
明治時代前期
紙本著色
縦75.8cm,全長274.5cm
1巻

 明治新政府が成立すると、和歌山藩は藩政改革に取り組むことを表明し、藩主・徳川茂承(1844~1906)は改革推進派の津田出(1832~1905)を抜擢した。津田は、近代的な軍隊を組織し訓練するために、陸奥宗光(1844~97)の仲介により、プロシア出身のカール・カッペン(1833~1907)を招いた。カッペンは厳しく兵士を訓練したといわれるが、本図はその軍事演習の様子を、幕末維新期の画人・笹川遊原(1829~81)が描いたもので、銃や大砲の発射による煙幕があたりに立ちこめている。兵士はすべて洋装の軍服を着用し銃器を使用している。

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