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徳川頼宣像(南龍公神影図)

とくがわよりのぶぞう なんりゅうこうしんえいず

概要

徳川頼宣像(南龍公神影図)

とくがわよりのぶぞう なんりゅうこうしんえいず

日本画 / 絵画 / 明治 / 日本 / 近畿

伝・山本養和  (1834-1917)

やまもとようわ

明治時代前期

絹本著色

縦102.7cm,横41.5cm

1幅

 紀伊徳川家・初代藩主頼宣(1602~71)の肖像画である。元和5年(1619)に、頼宣は浅野長晟(1586~1632)に替わって紀伊・伊勢55万5千石の藩主になり、和歌山城の改修や城下町の整備、家臣団・職制の充実、紀州東照宮の建立などを実施して、紀伊藩の基礎を築いた。頼宣の生前に描かれた肖像は確認されておらず、後世神格化された時期の、想像による作品がわずかに存在するに過ぎない。この肖像も、幕末明治期の画人・山本養和(1834~1917)によるものとされ、武家正装の衣冠束帯姿の頼宣を描く。ほぼ同様の肖像が、紀伊藩主の菩提寺である長保寺にも伝来する。

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キーワード

頼宣 / 紀伊 / 徳川 / 和歌山

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